素数・素因数分解 素数 約数が1と自分自身の2つしかない自然数のことを 素数という。 次の数のうち素数はどれか。 6, 5, 1, 0 6の約数は1,2,3,6の4つあるので6は素数ではない。 5の約数は1,5の2つだけなので5は素数である。 1は約数が1つしかないので素数ではない。 0は自然数ではないので素数ではない。 よってこの数の中で素数は5だけ。 【例題】 10から20までの間にある素数をすべて求めなさい。 さらに同じ数は累乗をつかって表す。 2で割る。 割れるところまで 2で割っていく 次に3で割る 次に5で割る 2 120 2 120 2 120 2 120 60 2 60 2 60 2 60 2 30 2 30 2 30 15 3 15 3 15 5 5 5 1 このように最後が1になるまでつづける。
次のこれって約数と何が違うの? はい、違いません。 自然数の因数は、「約数」という名前で学習済みだったのです。 なぜ「因数」などという新しい言葉がでてきたのかというと、 式を積の形にすることがあるからです。 ちなみに「因数分解」といえば、世間的には、 この「式を積の形に変形すること」を指します。 中学3年生の序盤に、みっちり別単元にて練習をすることになります。 素因数分解 素数である因数を「素因数」といい、 自然数を素因数の積で表すことを、「素因数分解」といいます。 解説 素数で順に割っていきます。 割り算を逆にした筆算、はしご算が有名ですね。 連除法ともいわれます。 素因数分解による解法 素因数分解による解法も学習しておきましょう。 スポンサーリンク.
次の素因数分解(そいんすうぶんかい)とは、自然数を素数の積になるまで分解することです。 また自然数は、正の整数のことです。 今回は素因数分解の意味、素数、約数との関係について説明します。 関係用語として、実数、整数、有理数の意味も勉強しましょう。 下記が参考になります。 素因数分解とは? 素因数分解(そいんすうぶんかい)とは、自然数を素数の積になるよう分解することです。 素数は、「1とその数自身でしか割り切れない数」です。 なお、2と3は素数です。 10は素数では無いです。 自然数は、正の整数を意味します。 整数の意味は、下記が参考になります。 また整数は、実数と有理数に含まれます。 実数、有理数の詳細は下記が参考になります。 素因数分解の計算の流れを下記に示します。 次に60を素因数分解しましょう。 素因数分解と素数の関係 素因数分解は、 自然数を素数の積に分解 することです。 素数とは、1とその数自身でしか割り切れない数です。 素数の意味は、必ず覚えてください。 なお、1〜10までの自然数の素数は、 2 3 5 7 です。 素因数分解と約分の関係 約分とは、分数の分母と分子を同じ数で割り、できるだけ小さい数(簡単な数)にすることです。 例えば、 は、下記のように簡単な数で表せます。 約分をするとき、分母と分子で共通する約数(割り切れる数)を見つける必要があります。 最大公約数を見つけることができれば、すぐに約分できますが中々見つからないこともあります。 そんなとき前述した、素因数分解を行います。 16、32を素因数分解しました。 約分の詳細は、下記が参考になります。 まとめ 今回は素因数分解について説明しました。 意味が理解頂けたと思います。 素因数分解は、自然数を素数の積になるよう分解することです。 素因数分解の方法、自然数、整数の意味など、併せて勉強しましょう。 下記が参考になります。
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