ボリショイ バレエ キリル。 キリル:白鳥の湖から @bolshoi_theatre

NHKで秀逸な「バレエ学校ドキュメンタリー」を観て、またぞろバレエにハマりそうな予感|さとなお(佐藤尚之)|note

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【モスクワAFP=時事】ロシアの伝説的なボリショイ・バレエ団のダンサー、マルガリータ・シュライナーさん(26)とイゴーリ・ツビルコさん(30)のカップルの寝室には、中央にバレエ用のリノリウムとバーが置かれている。 (写真はロックダウン中のロシア・モスクワの自宅で、トレーニングを続けるボリショイ・バレエ団のソリスト、イゴーリ・ツビルコさんとマルガリータ・シュライナーさん) 新型コロナウイルスによる都市封鎖(ロックダウン)が始まって以来、ソリストである2人は自宅でダンス技術を維持するために全力を尽くしてきた。 ツビルコさんとシュライナーさんの体は相変わらず引き締まってみえる。 「イワン雷帝」などで主役を演じてきたボリショイのリーディング・ソリストであるツビルコさんは、「太ったとは思わない。 それが一番大事だ」と語る。 一方、ファースト・ソリストとして「コッペリア」や「カルメン組曲」で大役を演じてきたシュライナーさんは、テニスボールで足をマッサージした後、開脚トレーニングを始めた。 一緒になって1年以上たつ2人は、バレエ団が所有するワンルームのアパートに住んでいる。 同じブロックには他にも数人のダンサーが居住している。 ロックダウン開始から1か月以上が経過した5月初旬、ボリショイ・バレエ団は初めてオンラインクラスを開催した。 授業はビデオ通話サービス「ズーム」で行われており、講師は自分の寝室でピアノの伴奏に合わせてステップを踏んでいる。 ロックダウンが始まると「ボリショイは、体調を整えて、自主隔離の中でバレエをする方法を見つけなさい、というとても重要で価値のあるアドバイスをしてくれた」とツビルコさんはいう。 「それで私たちは、リノリウムやバーを探した」 通常、ダンサーは自宅でトレーニングをしないため、そのような設備を持っていないという。 新しい備品を取りに行くことができないため、バレエシューズも「すり減っている」とツビルコさんは語った。 ダンサーたちはそれぞれ自分なりにロックダウン中の日課を作り、トレーニング用の器具を工夫しなければならなかった。 「9月前に仕事を再開する人はいないだろう。 何かが再開するとも思えないので、長期休暇に備えて気を引き締めている」とツビルコさん。 元の状態に戻るのは簡単ではないだろうと、ダンサーたちは認めている。 シュライナーさんは体力的にも「出演者にとっては厳しい復帰期間が予想される」と語った。 一方の観客にも変化がみられるようになるとツビルコさんは予想する。 「みんなマスクや手袋を着用し、必ず用心するようになるだろう」【翻訳編集AFPBBNews】 〔AFP=時事〕.

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偉大なバレエダンサー(バレリーナ)の歴代ランキング

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実はバレエが好きでして。 バレーボールのバレー(volley)じゃなくて、踊るほうのバレエ(ballet)ね。 たとえば、 「バレエを観るためだけにモスクワに行く」なんてことを過去に3回くらいはやっている(ん?4回かな)。 そして、ボリショイ・バレエ団の日本公演時には パンフレットにコラムを寄稿したこともある。 あ、ジャパン・アーツのFBページに 「さとなおの『バレクラ』」と題してバレエ連載していたこともある。 観る専門だけど、そのくらいはバレエ好きだし、わりと凝った。 で、バレエ観劇の魅力について、こともあって、「バレエの男性観客を多少は増やしたかも」なんて自負も少しある。 そこまで好きだった大きな理由は、 親友の岩田守弘くんがロシアのボリショイ・バレエ団の第一ソリストとして現役で踊っていたこと。 岩田くんとのことは、そのうちnoteにも書いていきたいと思っているけど、野球で言ったら大リーグに孤独に挑戦したヒーロー、野茂英雄みたいな人。 彼の本場ロシアでの挑戦を追っているうちに、本場のバレエに触れまくり、圧倒されてどんどんハマっていった、というのが好きになった理由だった。 ただ、岩田くんがボリショイを卒業して、ロシアのバレエ団の芸術監督になったころから、追っかける対象がなくなったこともあり、(バレエ自体は相変わらず大好きなんだけど)少しずつバレエ観劇頻度が下がっていった。 大好きだった グラチョーワとか アナニアシヴィリとか ロパートキナとか ギエムとかが出なくなったのも大きいかな・・・ 相変わらずチャイコフスキーのバレエ音楽とかはスマホで聴いてたりするんだけど、でも、頻度減っちゃったなぁ、とは寂しがっていたのである。 そんな先週、岩田くんとも一緒に会ったことがある友人からこんなメッセージが来た。 その番組がこれ。 動画の予告編や視聴者からの感想も載ってるので、リンク先を見てみて。 教えてくれてありがとう! こんな見逃しもあろうかと、を買っておいた我が家である。 見逃した放映も2週間分はすべて自動に録ってある。 で、さっそくそれを、妻とふたりで観たですよ。 ロシアの最高峰のバレエ学校のひとつ、サンクトペテルブルグにある「ワガノワ・バレエアカデミー」の生徒たちが、 苦しみながら国家試験を受け(ロシアではバレエダンサーは国家公務員である)、 苦しみながら就職オーディションを受け(ボリショイに入るにもマリインスキーに入るにもオーディションの一発勝負)、 苦しみながら卒業公演をする様子を描いたもの。 ボクは2003年に、岩田くんといっしょに彼の母校、モスクワの 「ボリショイ・バレエアカデミー」に見学に行ったことがある。 そしてレッスンの一部始終とか見せてもらい、しかも学校での毎日の楽しさとか厳しさや孤独さとかも岩田くんから直に聞いていたこともあり、自分のことのようにのめり込んで観てしまった。 これは中学生くらいのクラスだろうか。 岩田くんの恩師でもあるボンダレンコ先生も写ってる(アレクサンドル・イヴァーノヴィチ・ボンダレンコ。 Aleksandr Ivanovich Bondarenko)。 ボンダレンコ先生とは来日時にも何度かお会いしたりしたのだけど、残念ながらこの6年後、2009年5月13日にお亡くなりになってしまった。 で、番組の話の戻ると、なんとあの ツィスカリーゼがワガノワの校長をやっていることにまず驚いた。 ボリショイ・バレエアカデミー出身なんだけどな。 それなのに、そうか、ワガノワ・バレエアカデミーの校長か・・・なんかもっと派閥っぽく、ワガノワ出身者しかなれないと思っていたけど、そうでもなくなったのかな・・・ なんかちょっと意外だったのだ。 ボリショイ・バレエアカデミー出身のスターたちのパネルが学校の廊下に飾ってあり、1枚目がツィスカリーゼ。 そう、ボリショイ学校出身で、つまりワガノワ出身じゃないのです。 2枚目は言わずと知れたアナニアシヴィリ。 3枚目はなんか好きだったグラチョーワ。 で、4枚目は戯れに撮ったもの。 岩田さんを先駆者として、その後日本人も多く通っていて、こんな掲示もされていたよ、という資料として。 で、番組に戻ると、そのツィスカリーゼ(現校長)が、相変わらずのプライドの高さで、 「背が低い人はダメ」(まぁ岩田くんもそれで悩んだからなぁ) 「ボリショイとマリインスキーとオペラ座以外はバレエの裏街道」(え? ロイヤルは?) 「彼はものにならない」 「怠け者め」 とか、ちょっとオバチャンみたいな雰囲気で次々と高飛車なことを言いまくるのが、ツィスカリーゼ現役時代の超カッコイイ舞台を何度か観たボクにはなんか面白くて面白くて。 もちろん彼も、そんな嫌みなことしか言わないわけじゃない。 次のような名言も残す。 「この世界で奇跡は起きない! 才能もコネクションも何の意味もない。 努力しか踊り続ける術はない」 「観客が舞台で見るのは光り輝く泡 ダンサーはその泡しか見せてはいけない 泡の中には血と汗と涙が浮かぶ 努力 努力 努力 努力せねば、踊り続けることはできない」 あの、才能と容姿だけでやっていたように見えていたツィスカリーゼも、その背景にはすごい努力があったんだなぁ、と、今更ながらに思ったり。 そして、ドキュメンタリーとしてカメラに追われる4人の男子生徒。 彼ら4人の誰かはそのうちスターになるかもしれないので、備忘録として名前とかその後のことを書きとめておこう。 ++++++ ここからはネタバレになるので、再放送を観ようと思っている人は、見終わってから読んでください。 ++++++ マイケル・バルキジヤ(愛称ミーシャ) Michael Barkidjija Misha アメリカ出身で、成績はトップ。 ツィスカリーゼお気に入りで、彼をして「10年に1人の逸材」と言わしめている。 最後にはマリインスキー・バレエ団に受かる。 この子は数年で出てくるかもね・・・ 大澤・ホロウィッツ・有論(アロン) Aaron Osawa-Horowitz 父はアメリカ人で母は日本人。 イギリス育ち。 背が低いのでプリンシパルにはなれないかもしれない中、努力で勝ち残る苦労人キャラ。 日本人の血を引いているだけに、番組でもわりと前のめりに紹介されている。 叔父さんが第46代横綱朝潮太郎。 彼もマリインスキー・バレエ団に受かる。 キリル・ソコロフスキー Kirill Sokolovski アルバイトにモデルをやるくらいスタイルも顔も理想的。 そして圧倒的に努力不足の甘えちゃんなんだけど、たぶんそのスタイルのおかげで、なんと大方の予想を覆し、すんなりボリショイ・バレエ団に受かっちゃう。 いやー、この子はダメなんだけど(ツィスカリーゼにも卒業公演から外され、「怠け者め」と言い捨てられる)、ボリショイで大化けしないとも限らない。 でもきっとダメなんだろうな・・・ マルコ・ユーセラ Marko Juusela フィンランド出身で、ツィスカリーゼに「フィンランドのバレエ団から問い合わせが来ているが、そんなとこ行ったらバレエ界の裏街道だ」と言われる感じの役w 学校での成績はミーシャに次ぐ二番なんだけど、就職オーディションでは苦戦する。 でも、なんとか、マリインスキーに入団できた。 パチパチ。 この4人の奮闘を描いていくドキュメンタリーなんだけど、さすがNHKだけあって上手に構成されているし、イギリスやモスクワにも丁寧にロケしているし、とてもいい出来だった。 というか、青田刈りみたいに「この中からスターが出てくるかもしれない」って思いながら見るのっておもしろいね。 ミーシャ(マイケル・バルキジア)はなんとなく数年で頭角を現しそうだけど、アロンも楽しみだなぁ・・・ 別の意味で、キリルやマルコも楽しみ。 なんかキリルが大化けしたら、すごいドラマだなぁ、と思う。 彼も最後には「必死にやる」と言っていた。 ツィスカリーゼがあからさまに冷たくした意図が伝わったのだと思う。 意識を変えたらあの容姿だ、きっと成功するだろう。 それにしても。 ぶっちゃけちゃうと、結局、トップのほうに行くと、あとは「容姿」なんだよね。 バレエの世界。 夢を見せる仕事だからな。 そういう中で、身長166cmという圧倒的な小ささ、そして圧倒的に不利な東洋人な風貌なのに、バレエ界のトップに君臨するボリショイで第一ソリストとして活躍していた「岩田守弘」という男。 改めて、すごいなぁ、と。 しかもいまほど東洋人がバレエ界で活躍していないころにトライしてたから、東洋人差別も酷かったころだ。 本当にパイオニアだったのだなぁ、と、その生徒だったころを想像して泣きそうになりながら、この秀逸なドキュメンタリーを見終わったのでした。

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ワガノワ国際バレエコンクール 結果: バレエ忘備録

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オススメ!2020. ロシアにおいてバレエは、芸術であり、市民の誇りであり、国民の象徴でもあります。 その礎を作った方がアグリッピナ・ワガノワという女性です。 そんな彼女の名を冠した、世界最高峰の名門バレエ学校「ワガノワ・バレエ・アカデミー」で学ぶ男子生徒たちに密着させていただくことになりました。 留学生の場合だとだいたい6年次に編入して3年間在籍し、ロシアのバレエ団のオーディションを受けるというルートが基本となっています。 大体一学年に60人程度ではじまり、半数ほどが進級試験などで脱落していくんですよ。 技術はもちろんのこと、容姿も進級できない理由になります。 どんなときもバレエを踊るにふさわしい美しい体型でいなければならない、ある種残酷な世界ですよね。 でも、生徒たちがバレエ漬けの狭い世界で生きることになるからこそ、学校側はそぐわないと判断した子を早めにリタイヤさせて違う道を歩ませてあげる必要があると、今回の取材を通して知りました。 というのも、この3か月に生徒たちにとって人生を左右する3つの出来事が重なっていて。 ドキュメンタリーなので、若い彼らが人生を選択する瞬間を捉え、気持ちの変化を映していきたいと思いながら撮影しました。 ロシアではバレエダンサーは国家公務員のような位置づけなので、プロになるには国家試験を突破しなければなりません。 二つ目はバレエ団のオーディションで、いわば就職試験ですね。 そして三つ目がワガノワ・バレエ・アカデミーでの集大成となる、卒業公演です。 それぞれ、本番やその舞台裏での様子などを撮らせていただきました。 舞台上は美しくきれいな世界ですが、裏側ではどれだけの苦労や努力があるのか、舞台から降りてきた瞬間の息遣いも含めてお伝えします。 成績ナンバーワンで、校長であるニコライ・ツィスカリーゼ先生の秘蔵っ子のような存在であるミーシャ、名実ともにミーシャに次ぐナンバー2の成績を収めているマルコ、お母さんが日本人のアロン、そして優等生ではないものの、抜群の容姿を持っているキリルです。 左からミーシャ、マルコ、アロン、キリル 4人とも個性的で、例えばミーシャは天才肌の芸術家。 僕自身、カメラをまわしていてもミーシャの美しい踊りに目を奪われてしまいました。 また、アロンは背が高くなくて、高身長のミーシャやキリルの隣に並ぶとどうしても見劣りしてしまうんです。 ですが、それをカバーすべく、ひたむきな努力を重ねていて心を打たれました。 マルコはワガノワでの成績ナンバー2でありながら、バレエ団のオーディションでは一転、苦戦を強いられてしまいます。 彼の気持ちとの向き合い方、そして再びオーディションに挑んでいく様子もご注目ください。 最後にキリルは、モデルのアルバイトをしているぐらい美しく、スタイルにも恵まれた男の子です。 その一方、学校での成績は悪く、校長からも怒鳴られっぱなし。 おまけに大事な国家試験の日は体調を崩してしまいます。 そんなキリルが試験を経て、どんな選択をするのか。 見届けていただければと思います。 本当に全然教えてもらえなくて。 ましてやオーディションの様子なんて絶対に撮らせてもらえない。 そんななか様々なシチュエーションを撮ることができたのは、ロシア人コーディネーターと、何よりも生徒たちの協力があったからでした。 男子生徒は、みんな本当に良い子たちで仲も良く、ライバル関係で火花を散らす!みたいなものもないんですよね。 アロンとマルコは寮が同室なのですが、アロンに「卒業公演の初日の主役を取りたい?」と聞いてみたら「僕は踊れるだけで満足だから」と語っていたんです。 そのあとマルコに同じ質問をしてみたら、まったく同じ回答が返ってきてびっくりしました。 加えて「僕たちずっと一緒だからつながっているんだ」なんて話していましたよ。 基本は現場に触らないというか、前もって「こうしよう!」とかは決めずに、その場にいさせてもらって、もし怒られたら出ていこうというスタンスで臨みました。 もちろん、彼らの一番大事な時期にカメラを向けるわけですから、細心の注意を払いました。 校長はとても厳格で超スパルタですが、メディアにも理解がある方で「バレエは人に見られる職業なんだから、こんなカメラでナーバスになるようじゃだめだ」と生徒たちに言っていましたね。 撮影は、授業の様子を定点カメラで収録することからはじめ、そこから少しずつ校長や生徒たちと距離を縮めていきました。 ロシア独特の「芸術の邪魔にならないんだったらいいよ」という段階に行くまでが、精神的にキツかったですね。 これまで撮ってきた番組でもカメラが入ると取材の対象者がちょっとリップサービスしたり、カメラに見せるための表情を浮かべたりなんていうことはあったんです。 ですが、今回はそういうのがまったくありませんでした。 ただ、学校で取材できる日数はあらかじめ決められているなか、校長が生徒たちにすごく怒っているから話しかけにくい。 撮れ高が厳しいなぁ…なんて困ってしまった日はありました(苦笑)。 心に残ったのは、試験直前にこれまでとても厳しく怖かった校長が「僕が君たちのことを愛していることを知っておいてね」と生徒たちを送り出したところ。 厳しさのなかに美しさや愛がある、ロシアバレエの神髄のようなものを感じましたね。 性格もまっすぐではなく(笑)、わりと批判的観点から物事を見ていくタイプなんです。 実はバレエはまったくの素人なのですが、実際に取材してみたことで、「この子たちはとても美しいな」と素直に感じ入りました。 校長は「ダンサーは舞台で美しく輝く泡しか見せてはいけない。 泡のなかには、血と汗と涙が浮かぶ」「努力しないと踊り続けられない」と語っており、この言葉に全てが集約されていると思います。 バレエに興味がある方やお好きな方はもちろんのこと、今まで関心がなかった方も「この子かっこいい!私だったら推しメンはこの子だな」なんて軽い気持ちで、ひとつの青春物語として、ご覧いただけたらうれしいです。 卒業公演 ナレーションは女優・原田美枝子さんが担当します。 生徒たちの人生をかけた3か月間、いったいどんな戦いの日々だったのか。 地球リアル「その後のバレエの王子たち」 【放送予定】5月13日(水)[BS1]後9:49~9:59 取り上げた番組はこちらです!.

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